道路と橋

 干拓地生命線締切堤防である。この堤防を守るための道路、これを堤防管理道路といい、この道路を走れば干拓地を一周できる。
 一方、干拓地内では、大小さまざまの機械が、縦横活躍する近代的機械化農業目指す。そして、どの畑にも車が横づけできなければならない、これが、幹線支線道路網で、総延長は下表のとおり、管理道路めれば80キロメートルにする。
 締切堤防をつくる管理道路の部分もめたはばで砂がられた。したがって、一番最初にこの道路の形ができた。干拓地のあらゆる工事に使用される機械資材は、すべて、干拓地の外から運びこまれたが、そのためにまずかけられた湖南湖北の大橋と管理道路たした役割は大きい。
 この管理道路に対して、干陸されたとはいえ、潟底のままの状態から始められたのが幹支線道路である。排水工事が進むにつれて、地面からヘドロも消えたが、もともと、この土は道路に不適当であったため、大量の砂を運びこんで、その土台を作った。


 

 



 

 

 周囲を水でかこまれた干拓地は、て橋がなければれない。河北潟干拓地には、大小あわせて9本の橋があり、一番長いのが上の才田大橋である。
 これにぐものとして、下の湖南大橋(291メートル)、右上の湖北大橋(239 メートル)、右下の内日角橋(60メートル)があり、いずれも、有効幅員7.5メ ートル、荷重20トンの鋼単純活荷重合成桁。なお、これらの橋も才田大橋同様、長いくいが打ちこまれている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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