河北潟干拓地での酪農のようす

河北潟干拓地では現在16件の酪農家が酪農を営んでいます。飼われている牛は約1700頭。ほとんどが乳牛で肉牛は飼育されていません。

乳牛の種類は・・・

ホルスタイン
体は一番大きいけれど性格は優しい。大きな乳房からはたくさんのミルクが出る。乳脂肪分が約3.5%で、牛乳としては一番好まれる。
【ホルスタインの豆知識】
黒または黒白の斑(ぶち)がある大型の乳用牛です。
温順な性格でさまざまな環境に順応するので、世界各地で飼育されています。
乳量が多いのが特徴です。
原産地はオランダのフリースランド州、またはドイツのホルスタイン州といわれています。
ジャージー
体が小さくミルクの量も少ないけれど、乳脂肪分では約5.2%もあるので、飲んでもコクがあっておいしい。バターやクリーム作りに使われる。
【ジャージーの豆知識】
白に近い淡褐色から濃褐色の乳用牛です。
早熟で耐寒性があり、高原や山麓地帯での放牧に適しています。
乳量は少ないのですが、質がよく、バターやクリームの原料として使われています。
原産地はイギリス海峡のジャージー島です。
ブラウンスイス
大きな体と大きな乳房。でも性格はおとなしい。
乳脂肪分が約4%もあるので、チーズ作りに適している。
【ブラウン・スイスの豆知識】
体は灰褐色で下腹部と四肢の内側が淡い中型の品種です。
スイス山岳地帯で飼われていた乳肉兼用種で、アメリカで改良されたものが、主に乳用種として広く飼育されています。

ゆうきの里