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河北潟酪農団地から出る牛ふんから堆肥をつくる会社です。
平成12年に設立されました。
ここでつくられる「かんとりースーパー河北潟」はすごい肥料なのです。

酪農団地から1年間に30000トンもの牛の糞尿が出ます。(1トンは1000kg)
これを一手に引き受けて処理し、くさくない堆肥に変えているのです。
30000トンの糞尿は処理され10分の1の3000トンの肥料になります。そのうち1000トンは「もみ殻堆肥」をつくるのに使い、残りの2000トンが出荷されるそうです。このうち半分の1000トンは、山を切り開いた道路のわきの崖のくずれ防止の草のための肥料や芝生地などに使われるということです。能登空港ができたときには800トンもの注文があり、徹夜で作業をしたそうです。

80℃以上の高温発酵させるので、いやなにおいがなくなり、有害な微生物(大腸菌など)や雑草の種を死滅させたクリーンな肥料になります。
また他の牛ふん堆肥と比べて水分が少ない(30%)のも特長です。

それだけではなく、畑のもともとある土もじわじわといい土に変えるはたらきをもっているため、畑全体がよくなります。
粉状のものに加えて粒状(ペレットタイプ)も開発され、畑にまきやすくなりました。風で飛ばされたり雨で流されたりしにくいのです。

どっちが「お得」か考えてみよう!
  かんとりースーパー河北潟
           ・・・・  20kgあたり 500円 水分30%→つまり固形分70% ということは 20kg×0.7=14kg
  安く売られている牛ふん堆肥
           ・・・・  20kgあたり 300円 水分60%→つまり固形分40% ということは 20kg×0.4= 8kg

ふつうの堆肥は畑10アールあたり3000kg(150袋)必要ですが、「かんとりースーパー河北潟」は1000kg(50袋)でちょうどいいそうです。

平成12年にこの会社ができるまで、牛ふんはどう処理していたのでしょうか?

河北郡内灘町湖西274−2 電話 076-286-2844 FAX076-286-9023

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河北潟ゆうきの里パンフレットより その1

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河北潟ゆうきの里パンフレットより その2

 

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