河北潟でよくみられる植物・生き物

西部承水路 アシ・ガマ

 宇ノ気町大崎から内灘町宮坂までの河北潟西部承水路にはたくさんのアシやガマが生え、生き物のすみかになっています。
宇ノ気町大崎地内

  




西部承水路 ハス

河北潟西部承水路にはたくさんのハスが自生しています。
内灘町室地内


  








西部承水路 ホテイアオイ

内灘町酪農団地横の西部承水路ではホテイアオイが大発生しました。大きいものでは1mぐらいあります。
内灘町室地内

  







西部承水路 ヒシ・カメ

河北潟西部承水路のヒシの中にカメがいました。ミドリガメです。
内灘町室地内

 






西部承水路 メダカ

河北潟西部承水路の水草の下は小さな生物にとっては格好のすみかです。メダカも群れをなして泳いでいます。
内灘町西荒屋地内










東部承水路 アシ・ガマ

河北潟東部承水路の両側にはアシやガマが発達しています。強い風と波にたえながら美しい岸辺を作っています。
津幡町潟端地内










東部承水路 アサザ
 
絶滅危惧II種のアサザが東部承水路に残っていました。コンクリートの水路には生えることができない花です。6月頃アサザは黄色い小さな花を咲かせます。葉の下は小さな生物の産卵場所であり大切なすみかです。
津幡町川尻地内


 8月、花が咲いています。
 花を大きく写しました。


コケムシ (オオマリコケムシ)

 これが虫?寒天のようにぶよぶよしています。実はムシと言っても昆虫ではありません。物体の表面に見られる黒い点が個虫で、この小さな個虫が集まって群体というものを作ります。
これは淡水のもので、個虫は寒天質のものをだし、その表面に群体がくっついてます。
虫の中には消化管、触手冠、神経・筋肉等が備わっており、ここから触手みたいなのが伸びてえさをつかまえたりしています。
この生物は水質が悪化したところに多く発生する傾向があるということから、河北潟の水質が心配です。
津幡町川尻地内


ボラのジャンプ

 ボラは成長するにしたがって名前が変わるいわゆる出世魚です。水が温かくなるとボラは盛んにジャンプします。3mほど高く飛ぶこともあります。なぜボラはジャンプするのか、それはボラに聞いてみないとわかりません。
内灘橋近く。







トンボの産卵 

東部承水路で産卵中のトンボ(ウチワヤンマ)を見つけました。
津幡町潟端地内

  







東部承水路 ガマにとまるトンボ 

東部承水路で見つけたチョウトンボとコシアキトンボです。
津幡町潟端地内

 








近くの田んぼ ナマズ 

農業試験場近くの田んぼの排水路に60cmを越えるナマズがいました。まだコンクリートで固められていない水路です。
産卵の時期なのか3匹がまとわりついてくっつきあっていました。頭の大きさは15cmぐらいあってビックリ!ちゃんとひげもついていました。
金沢市才田町地内

 



近くの田んぼ コウホネ 

農業試験場近くの田んぼの排水路にコウホネを発見しました。まだコンクリートで固められていない水路です。河北潟の希少植物の一つです。この場所にしか確認されていないようです。
金沢市才田町地内

 
5月。花が咲いています。



イタチ 

幹線排水路の橋のたもとにいました。夜行性のはずですが、昼間に活発に走り回っていました。テンよりも大きさは小さく、メスはオスよりずいぶん小さい。
ネズミ、昆虫、魚、鳥などを食べます。「イタチの小便づけ」といって、魚に尿をかけて、巣の中にたくわえるという説もある。単独で生活。「イタチの最後っぺ」として知られるくさい液を、肛門から発します。

 草むらから現れ、去っていく。