津幡排水機場(河北潟基幹施設管理所)

干拓地の面積は1359ha(たて100mよこ100mの四角形が1359個分)です。1時間に雨が1cm降ったとすると、干拓地全体では、なんと135900mの雨(プールが250mだとすると約544ぱい)がたまることになります。そこに降った雨は干拓地の排水路に流れこみます。
干拓地はもともと河北潟の底だったので、海抜マイナス約2m、その中でも排水路は海抜マイナス4mぐらいの高さです。
つまり海面よりかなり低いので、そのままだと水はどこへも流れてはいきません。そこで排水路の水を東部承水路へくみ上げて流す排水機場が必要なのです。
ちょっと大きな雨が降るたびにポンプを動かして、土地を守っています。雨はいつ降るかわからないので24時間態勢で監視しています。
金沢医科大学横の河北潟放水路の管理もここからリモート管理をしています。河北潟の水位が高くなりすぎると、放水路の水門を開け、河北潟の水を直接海に出して、洪水を防ぎます。

〒929−0328石川県河北郡津幡町字湖東412 T E L:076−289−2042  F A X:076−289−2014

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水路から見た津幡排水機場

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幹線排水路と東部承水路

排水ポンプの説明

排水ポンプが動いているようす

 

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干拓地の水路の図

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幹線排水路 海抜−4m
ここの水をポンプでくみ上げる。
排水機場の屋上から

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東部承水路の湖北大橋
ここへ水を排水する。
排水機場の屋上から

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東部承水路は海抜0.5m
排水機場の屋上から

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排水機場の屋上からのながめ

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作物など凡例