河北潟自然再生協議会主催2003年11月23日河北潟水質一斉調査の結果はここ。 20カ所のデータがわかります。

11食肉センター裏
  1/15 2/23 3/22 4/28 5/30 6/22 8/1 8/25 9/23 10/19 11/23 12/28 2/1 2/28 3/27
COD 10 10 13 13 20 20 20 50 20 20 50 20 20 20 20
COD(D) 8< 8< 8< 8< 8< 8< 8< 8< 8< 8< 8< 8< 8< 8< 8<
PO4 2 2 0.5 1 0.1 2 2 0.1 0.05 2 4 1 0.5 0.2 0.5
NH4 0.8     1.8 4 0.8 1.6 1.8〜4 不能 不能 4 不能A4 不能A2 不能A2 不能A1 
NO2 0.2 0.2 1 0.1 0.5 0.2 0.2 0.2 1  1 1 0.1 1<  1< 1< 
NO3 20 20 45 20 10 5 10 10 20 45 45 5 45< 45< 45<
透視度 25< 21 13 16 7 7 9 2 7 11 12 14 13  7 8
調査時間 11:40 9:50 9:50 17:40 15:30 10:20 16:00 11:00 16:20 9:50 10:40 9:50 1550 10:30 9:20
気温 6 6 9 20 25 28 27 32 22 17 3 7 5 10
水温 10 10 14 20 29 26 27 32 22 18 14 11 11 12 15
天候 くもり くもり 晴れ 晴れ 晴れ 晴れ くもり 晴れ 晴れ 晴れ 晴れ くもり 晴れ 晴れ 晴れ
12才田大橋
  1/15 2/23 3/22 4/28 5/30 6/22 8/1 8/25 9/23 10/19 11/23 12/28 2/1 2/28 3/27
COD 5 5 5 5 13〜20 10 5 10 13 10 5 5〜10 5 5 5
COD(D) 4 4 4 6 8< 8< 6 8< 8< 8< 6 6〜8 6 4 6
PO4 0 0 0 0 0.05 0.05 0 0 0 0 0.2 0 0 0 0
NH4       0.4 0.5 0.2 0.5 0.2 0.2 0.4 0.05 0.2 0.5 0.2 0.2
NO2 0.02 0.02 0 0.02 0 0.05 0.05 0.02 0.02 0.05 5 0.02 0.02 0.02 0.02
NO3 2 1 1 2 0 1 1 1 1 2 0.05 1 1 2 1
透視度 18 26< 25 26< 16 24 26< 26< 26< 18 26< 26< 26< 26< 22
調査時間 11:20 9:30 9:30 17:20 15:10 10:00 15:25 10:40 16:00 9:30 10:10 9:00 15:30 9:30 8:40
気温 6 6 9 20 25 28 28 32 22 17 3 7 4 10
水温 4 6 9 16 26 26 25 26 22 17 13 5 4 6 10
天候 くもり くもり 晴れ 晴れ 晴れ 晴れ くもり 晴れ 晴れ 晴れ 晴れ くもり 晴れ 晴れ 晴れ
13森下川河口
  1/15 2/23 3/22 4/28 5/30 6/22 8/1 8/25 9/23 10/19 11/23 12/28 2/1 2/28 3/27
COD 5 5 5 5 13 10 20 10 10 5 5 5 5 5 5
COD(D) 2 2 2 4 8< 8< 8< 8< 8< 4 8< 2 2 2 2
PO4 0 0 0 0 0 0.1 0 0 0 0 0.2 0 0 0 0
NH4       0.2 0.2〜0.5 0.4 0.2 0.16 0.2 0.2 0.02 0.2 0.2 0.2 0.2
NO2 0 0.02 0 0.05 0 0 0.02 0.02 0.02 0.02 1 0 0.02 0 0
NO3 1 1 1 2 0 0 1 1 1 1 0.05 1 2 1 1
透視 26< 26< 26< 26< 14 8 14 26< 26< 18 26< 26< 26< 26< 26<
調査時間 12:20 10:30 10:20 18:00 16:20 11:30 16:30 10:20 10:20 9:30 9:50 9:30 16:20 9:50 8:50
気温 6 6 9 18 25 29 28 32 22 17 3 6 4 9
水温 5 6 9 17 26 26 25 30 21 17 10 5 4 6 8
天候 くもり くもり 晴れ 晴れ 晴れ 晴れ くもり 晴れ 晴れ 晴れ 晴れ くもり 晴れ 晴れ 晴れ

化学的酸素消費量(COD) Chemical Oxygen Demand

水中にある物質(主に有機物)が酸化剤によって酸化や分解されるときに消費される酸素量のこと。(特定の物質を指すものではない。) 
CODの測定値(mg/l)が高い(5〜10mg/l)と、生活排水や工場排水などの汚水が混入している可能性が高く、水中の酸素が不足して魚などが棲息できず、自然浄化作用も止まってしまう。

 0ppm 汚染なし
 1ppm以下 きれいな渓流(ヤマメ、イワナが棲息できる)
 1〜2ppm 雨水
 3ppm以下 サケやアユが棲息できる
 2〜5ppm 少し汚染(落ち葉・水草の分解で1〜5ppmになることがある)
 5ppm以下 コイやフナが棲息できる
 2〜10ppm 河川下流
 10ppm以上 下水・汚水

リン酸イオン態リン(PO4−P) リン酸性リン(りんさんせいりん)

水の中に含まれるリン成分のこと。
リン酸イオンは植物の生育に必要な要素で、生物の分解(死骸)により供給されるが、肥料・工場排水・生活排水(合成洗剤など)にも多く含まれている。「富栄養化」などを引き起こす栄養塩の一種がリン酸イオンで、リン酸イオンを測定すると水の汚れ具合がわかる。リン酸イオンは、一般的には水中には微量にしか存在していない。リン酸イオン値が高いと、生物の分解や生活排水の流入が多いことを示す。リン酸イオンが増加すると植物プランクトンや藻類の異常発生などを引き起こし、環境に大きな影響を与える。
 リンは水の中では、リン酸イオン(PO4 3-)や有機リンで存在している。
 0.05ppm以下 雨水・河川上流、
 0.1〜1.0ppm 河川下流

アンモニア態窒素(NH4−N) アンモニア性窒素(あんもにあせいちっそ)

 アンモニア、アンモニウム塩、アンモニウムイオン等を構成する窒素。
 家庭からの雑排水や、し尿などに多く含まれている。
 0.05ppm 河川上流・湧水、
 0.1〜0.4ppm 雨水、
 0.5〜5.0ppm 河川下流、
 5.0ppm以上 下水・汚水

亜硝酸態窒素(NO2−N) 亜硝酸性窒素(あしょうさんせいちっそ)

亜硝酸イオン(NO2−)および亜硝酸性窒素(NO2−N)の濃度(mg/l)、すなわち亜硝酸態の窒素成分を指す。
 窒素イオンは植物の生育に必要な要素で、生物の分解(死骸)により供給される(有機態窒素)が、肥料・工場排水・生活排水にも多く含まれている。水の中に入った窒素化合物は腐敗菌によって分解され、アンモニア性窒素となり、さらに分解が進むにつれ亜硝酸性窒素、硝酸性窒素となっていく。
 亜硝酸は酸素が多い水の中では硝酸となり、酸素の少ないときにはアンモニアとなる。亜硝酸が硝酸に変化するときには水中の酸素が多量に使われて水は酸欠状態になる。また亜硝酸そのものに魚毒性がある。
 また、「富栄養化」などを引き起こす栄養塩の一種が窒素イオンで、窒素イオンを測定すると水の汚れ具合がわかる。窒素イオンが増加すると植物プランクトンや藻類の異常発生などを引き起こし、環境に大きな影響を与える。
 0ppm きれいな水、
 0.0018〜0.03ppm 河川上流、
 0.09ppm 河川下流、
 0.006〜0.03ppm 少し汚染されている、
 0.03〜0.06ppm 汚染されている、
 0.06〜0.15ppm 多く汚染されている

硝酸態窒素(NO3−N) 硝酸性窒素 (しょうさんせいちっそ)

硝酸イオンの測定で、同時に硝酸性窒素の値も測定できる。
 窒素イオンは植物の生育に必要な要素で、生物の分解(死骸)により供給される(有機態窒素)が、肥料・工場排水・生活排水にも多く含まれている。水の中に入った窒素化合物は腐敗菌によって分解され、アンモニア性窒素となり、さらに分解が進むにつれ亜硝酸性窒素、硝酸性窒素となっていく。
 亜硝酸は酸素が多い水の中では硝酸となり、酸素の少ないときにはアンモニアとなる。亜硝酸が硝酸に変化するときには水中の酸素が多量に使われて水は酸欠状態になる。
 また、「富栄養化」などを引き起こす栄養塩の一種が窒素イオンで、窒素イオンを測定すると水の汚れ具合がわかる。窒素イオンが増加すると植物プランクトンや藻類の異常発生などを引き起こし、環境に大きな影響を与える。
 0.2〜0.4ppm 雨水、
 0.2〜1.0ppm 河川上流、
 2.0〜6.0ppm 河川下流・地下水・湧水