条南小ビオトープ 7月12日
雨が降ったら降ったで心配。排水パイプからメダカが出て行かないだろうか。水位が上がってアサザやヒシが切れたりしないだろうか。11日に雨の中観察してみたが。メダカはパイプに全然吸い込まれない。アメンボはどんどん吸い込まれていた。
相変わらずアオミドロが増えているので見た目が悪い。
ただアオミドロによって浅い池の水温もそんなに上がらず、メダカたちも元気に育っているような気がする。かくれ場所にもなろうし、えさの小さな生き物もそこで育つだろう。
しかしあまりに広がりすぎるとメダカが泳げなくなる。雨が降らないで水位が下がると深いところへメダカが来れなくなってしまう。
そこで棒を使ってアオミドロをスパゲッティのようにくるくると巻いてみた。アオミドロの固まりの真ん中に棒を突き刺し、くるくると巻いていくと棒の先に綿アメのような感じで面白いように順番に巻き付いていく。直径1mほどに広がっていたアオミドロがが2分後には30cmほどのマリモ状態のアオミドロにできあがっていた。これは見た目にかわいらしくていいかも。
そのまま引き上げてしまってもよいのかもしれないが、そこに置いておくことにした。アオミドロは人工的に作った環境でよく増えるそうだ。それが月日がたつと落ち着いてそんなに目立つほどのものではなくなるらしい。
限られた範囲で自然のバランスが崩れたとき、アオミドロは元にもどす役目をしてくれているのかもしれない。
|